2012-09-09から1日間の記事一覧

4.宗教とは何か

高度成長期には仕事が溢れた。下層の人々にも仕事が行き渡った。生活保護受給者の数も少ないのでみんなとやかく言わない。そもそも、バブルの中で働いていたほうが儲かるからだ。しかし、そんな幸福な時代はひとときでしかないという主張はすでに述べた。 い…

5.政教分離の疑問

政教分離の原則は、政治と宗教が結びついてはならないということを意味する。ヨーロッパでは政教分離の法律がしっかりとあるが、日本国憲法においては明確に政教分離といった言葉が記されているわけではない。それでも、憲法20条「信教の自由」によって同…

1.とてもシンプルな問い 

この文章は、これまで自分の考えてきたことを一つにまとめたものである。 言うまでもなく、個人の思想、発言、文章は、「思想・良心(信条)の自由」(日本国憲法第19条)、「信教の自由」(20条)、「言論の自由」(21条)に当てはまるもので、同時に…

2.脱会の動機

今まで※※※年間生きてきて、について真面目に考えたのは、ここ最近になってだと思う。それまで信仰の絶対的な必要性など感じたことがなかった。子供のころから創価学会の信者ではなかったし、(自己批判的であるがゆえに、)そのつもりもなかった。それでも少…

続―脱会の動機

優れた知識人は原発反対・賛成どちらとも問わず、自らの主張を述べた(ネット上にデータとしていつまでも記録されているので調べればわかるだろう)。それは(妄信であったがゆえ無知な)国民へ事態を正しく知らす必要があるという問題意識や、(間接的にし…

3.創価学会とは何か

個人的な脱会の動機は上記で述べたが、ではいったい自分は創価学会をどのように捉えていたのか、また、そもそも宗教/信仰とはどんなものだと考えているのかということについて書いてみたい。東日本大震災は生きることへの本質的な部分を考えさせられる災害で…